マレーシアのジョホールバル(JBセントラル)からバスでシンガポールのMRT クランジ駅(Kranji)まで行く方法を紹介します。
シンガポールのクランジ駅からMRTに乗って行けば、オーチャード駅や、マリーナベイ駅まで乗り換えなく行けるので大変便利です。
もちろん、マレーシアとシンガポールの日帰り旅行も出来るので、ホテルはマレーシア側で遊ぶのはシンガポールなんて事も可能です!
しかも、今回紹介する方法は、マレーシアとシンガポールの往復バス代がなんと、行きRM1.5、帰り1Sドルと破格の安さ。
追記、2015.10.6にクランジ駅からJBセントラル行きの170xというバスに乗ったら2Sドルした。CW1は1Sドル。
170系は、SBS Transitのシンガポールのバス会社。シンガポールの交通カード「EZ-Link」が使えます。
CW系は、Causeway Linkのマレーシアのバス会社。EZ-Linkカードは使えません。
バスでシンガポールに行く手順は下記の通りです
- JBセントラルにある入国管理局に行く。
- マレーシアの出国手続きを行う。
- シンガポールに行くバスの乗る。(乗るときにチケットを買う。)
- シンガポール側の入国管理局に着いたらバスから降りて入国手続きをする。
- シンガポールの入国手続きが終わったら、先ほど乗ってきたバスに乗る。
- MRT クランジ駅に着いたら、MRTに乗って目的地に行く。
※ シンガポールから戻ってくる手順も同じような感じです。
必要な持ち物(必須)
下記の3つを忘れると非常に困るので、決して忘れないように!!
- パスポート
- 現金(シンガポールのお金が必要なので、両替できるお金を用意)
- ボールペン(シンガポールの出入国カードを書くため)
シンガポールに入国する際に気をつけること
タバコとアルコール類は持ち込まない方がベター。タバコは1本でも関税対象なので申告が必要。アルコール類は免除枠があるはず。無申告の罰金は高額なので要注意。
ガムの持ち込みも禁止です。
詳しくは、シンガポール側の入国管理局に入る途中にPay Taxと書いた看板がありますので確認して下さい。
JBセントラルにあるマレーシア側の入国管理局に行く
JBセントラルに行くとこの建物が見えると思います。入国管理局に行くにはこの中を通っていきます。
注意!
入国管理局に向かう途中でシンガポール!と叫んでいる人たちがいますが無視して下さい。
建物を上から見るとこんな感じです。車が渋滞している方がシンガポール側から来た車です。
ゲート6にあるWoodlandsの文字を目標に進んでいくと入国管理局に行けます。この入り口を入って、左奥の方に行くと入国管理局の建物に行けます。
シンガポールに行くには青い看板の方を通ります。左側を歩いてる人たちは、シンガポールから来た人たち。この際、パスポートチェックあるかもしれないので事前に出しておいて下さい。
入国管理局入り口の風景。マレーシアを出国する人は、Woodlandsの文字を目標に右側の方へ進みます。左側はシンガポールから戻ってくる方。
ガラスの奥に写っている人たちは、マレーシアの入国手続きの列。
マレーシアの出国手続きが済んだら、申告の有無で通るゲートが異なります。申告の必要な物を持ってる人はレッドゲート。申告が不要な人はグリーンゲートを通ります。分からない人は赤のゲートの方に行って聞いて下さい。
申告有り 赤 Goods To Declare.
申告無し 緑 Nothing To Declare.
一通り手続きが済んだら、シンガポールに行くバス乗り場に向かいます。Platform AとBは中で繋がっているのでどちらでも大丈夫です。
シンガポールのクランジ駅行きの黄色いバスを探します。黄色いバスの会社以外にも他のバス会社があります。どれでもシンガポールに行けると思いますが、黄色のバス会社が分かりやすいので今回選びました。
黄色のバスにも3つの路線がありますので注意して下さい。今回はクランジ駅行きのCW1に乗ります。QueensStreetに行きたい人はCW2を。
バスの入り口で事前に料金を払います。お釣りは出ませんので小銭を用意しておいた方が良いでしょう。このチケットは無くさないように!シンガポールの入国手続き後、再度バスに乗るときに必要です。
スーツケースはバスの中に持ち込んで下さい。(貨物室に預けない)
シンガポールに向かう橋を通っていきます。写真に写っている緑色のパイプラインはマレーシアからシンガポールに水を供給しているそうです。
シンガポール側の入国手続きについて
マレーシアの入国管理局を出発するとシンガポールの入国管理局で一旦バスから降ろされますので、歩いて入国管理局の中に入り、シンガポールの入国手続きを行います。
ここで重要なのは、出入国カードを書く場所があるので、出入国カードを書いてから、「ALL Passport」の列に並び手続きを行います。
入国の手続きが済んだら、手荷物検査後(タバコなどの申告など)にある前方にある下りエスカレーターで降りるとバス乗り場があります。
先ほど乗ってきたバスが待っていますので、黄色いバスのCW1に乗り込みます。この際、最初に購入したチケットを見せますので大事に持っていてください。
入国手続きが遅くなって、乗ってきたバスが行ってしまった場合、次のCW1のバスが来るのを待ちます。
クランジ駅は、シンガポールの入国管理局から5~10分くらいで着きます。駅に着くと乗客は皆降りて、マレーシアに向かう人たちが乗ってきます。帰りもここから乗ることが出来ます。帰りの料金は1Sドル。
クランジ駅の構内。食事が出来る場所や両替所、コンビニなどがあります。
両替所はクランジ駅の入り口付近にあります。シンガポールドルを持っていない人はここで両替します。ここで両替しないとMRTに乗れません・・・。ここは両替レートが良いでオススメです!
シンガポールドルはこんな感じです。
シンガポールからマレーシアに戻るときの注意事項
マレーシアに戻るときも同じような手順です。
シンガポールの出国手続き後に乗るバスは、同じ会社のバスであればどれでも大丈夫そうです。結局、マレーシア側の入国管理局で入国手続きの為、全員バスを降りますので。
マレーシアは出入国カードはありませんので、バスを降りたらそのまま「ALL Passport」の窓口に並んで下さい。(列の仕切りが無いので割り込まれないように。)
ちなみにシンガポールのクランジ駅からバスに乗ってマレーシアに入国するまで最短で約50分くらいかかりました。
シンガポールドルをマレーシアリンギットへ
両替所でシンガポールドルをマレーシアリンギットにする時、表示されている両替レートは50Sドル札の場合です。小額紙幣を両替するとレートがかなり悪くなりますので、うまく使い切るようにした方がお得です。
JBセントラル駅の向かいにあるショッピングモールの歩道橋にある両替所。レートが凄く悪いので、JBセントラル駅の中、6番ゲート付近の両替所で換金した方が良いと思います。
紙幣 | 両替レート |
$50 | 2.6(表示レート) |
$10 | 2.5 |
$5 | 2.2 |
$2 | 2 |
Causeway Linkの料金表
Causeway Linkの料金表です。
2016年8月1日撮影
シンガポールのホテル
シンガポールは素敵なホテルがたくさんあって、ホテルの写真を見てるだけでも楽しいですよ~。見てみてくださいね。
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